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在来雑穀と雑穀食文化の継承のため、価格を改訂させていただきました。
地域のタカラモノである在来品種を次世代に伝えるためには、生産者・精白業者・販売者・消費者のサイクルを、それぞれの地域で円滑に回転させることが大切です。
雑穀ブームの渦中にあっても、当店は輸入品を扱う予定はなく、当店で栽培したもの・地元および近県で契約したものだけを提供しています。
大きな商売は目指さず、今まで通り地道に、受け継がれてきた品種と精白方法・口承等を次の世代に伝えたいと思っていますが、現実は問題山積です。
すべてが機械化されたコメと異なり、雑穀類はほとんどが手作業の積み重ねです。
私自身も平成10年より栽培の実践を行っていますが、労働対価の悪い仕事であることを実感しています。
精白の依頼先も激減しています。
雑穀本来の美味しさを引き出すためには、精米機ではなく精麦機が必要ですが、飼料業界で使用するウン千万のものや、雑穀立県をすすめる生産地のウン億円もする設備と異なり、私達が必要とする設備は昭和20年代に作られたものです。
一年のうちで2週間ほど使うため、年間を通じて200ボルトの動力用電源を契約する必要があり、精白加工代では年間の電気代も充当できないと言う理由で、地元でも2軒が世代交代を機会に廃業・設備廃業となりました。
たかが雑穀と思われる方もあろうかと存じますが、まっとうな品種と文化をできる限り永く伝えるために必要な価格改定とご了承ください。
安価な商品をご希望の方はそれに対応した検索のHPが存在します。
2006.1.20改正
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