■ 二日町祭礼
郡上市白鳥町二日町の祭礼は同地区にある「八幡神社」「日吉神社」「白山神社」の三神社に大神楽と八幡踊りを奉納する祭礼で2007年に5年ぶりとなる奉納が行われました。このお祭りは規模が大きく、笛や太鼓、獅子回しなどの役者が約80人「八幡おどり」も披露するやっこが約25人、幼児や子供が約70人練りに参加しました。優雅に踊られる「八幡踊り」は大神楽の合間に行われ「とんび踊り」という両手を広げて鳶のまねをする舞などが披露されます。この「八幡踊り」は江戸時代に郡上市大和町にある「島七代天神社」より伝わったと言われています。
■ 野添貴船神社祭礼
郡上市白鳥町野添にある貴船神社の祭礼は20年ぶりに行われました。ここの神楽は大和町大間見から伝承され、大神楽の奉納には大間見から贈られたのぼりも必ず参加します。白山神社は同地区にあり10分ほどの場所にあります、狭い境内ですが練りや大神楽、田打ち等の奉納が、麓から打ち上げられる花火を合図に行われます。この貴船神社は夏に「拝殿おどり」も行われます。地元の伝統文化の継承や伝統芸能の中心的な役割を後世に残そうと地域住民が努力している地域でもあります。
■ 白鳥神社祭礼
白鳥神社は地名になった「白鳥(しろとり)」の由来になった神社です。大神楽は700年程前から伝えられていると言われています。神社内にある本殿は明治40年(1907年)の白鳥大火にも焼失を免れた立派なものです、境内には神木として樹齢1300年の欅がありましたが平成10年(1998年)に枯死して伐採されてしまいました。境内にある拝殿では国の選択無形民俗文化財の「白鳥の拝殿踊」も踊られます。
■ 恩地三輪神社祭礼
郡上市白鳥町にある恩地三輪神社で20年ぶりに奉納された大神楽の映像です。由緒としては同じ白鳥町の中津屋から伝えられたといわれています。
■ 那留白山神社祭礼
大神楽は明治22年ころに同じ白鳥町の中津屋から伝えられたといわれ、田打ちは大正期に同じ白鳥町為真から習ったと言われています。動画は17年ぶりに奉納された様子を収めています。
■ 為真白山神社祭礼
当社にほど近い大和村に源三という笛が得意で、さらに神代の古事も心得ている才智優れた男性がいました、その源三により、古くから当社で行われていた神楽舞の楽譜をまとめあげた曲が現在も大切に伝承されています。江戸時代末期に大名行列と田打ちが加えられたと言われています。動画は5年ぶりに奉納された時のもので、場所は為真白山神社ではなく秋葉神社(白鳥中学校横)での奉納の様子です。本来田打ちは子供達が行うのですが、残念ながらこの時は学校の都合で参加していませんが、古老達の田打ちも素晴らしいです。
■ 郡上市の祭礼:白鳥町の祭礼
古来から重要な場所

白鳥町にある長滝白山神社は東海地方における白山信仰の一大拠点として大変にぎわい、禅定道と呼ばれる白山までの登拝道もつくらて近畿や中国地方からもたくさんの信者が訪れていました。また古くから白鳥町は美濃・飛騨・越前街道が交わっていて交通や産業のうえでも重要な場所で貴重な文化財も多く古くから受け継がれて来た大神楽もあります。そして「郡上一揆」とも呼ばれる「郡上藩宝暦騒動」の時に義民を最も多く出した白鳥町では、義民たち功績を伝承する「郡上宝暦義民太鼓」が作られ郷土のため犠牲になった義民をしのんでいます。
